T4

概説

  • 英名:thyroxine, 3',5',3,5-tetraiodothyronine
  • 別名:サイロキシン、チロキシン
  • 甲状腺ホルモンの一種で、主に甲状腺から放出され、血液中に存在する。
  • 甲状腺濾胞構造内にはサイログロブリンというT4の前駆物質が存在し、TSHの刺激によってT4へと変換され、血中へ放出される。
  • 血中へ放出されたT4は大部分が血液タンパク質と結合し、結合型T4となり、残りが遊離型T4(fT4)となる。
  • 標的細胞に取り込まれたT4はT3へと変換され、生理活性を発揮すると考えられている。
  • 甲状腺機能低下症偽甲状腺機能低下症では、T4の値が減少するため、診断に用いられることもある。甲状腺機能亢進症でも上昇する。

甲状腺ホルモンの作用

  • 酸素消費増加作用
  • 拡張期血圧低下
  • 心拍数の増加
  • 脂質分解亢進
  • タンパク質合成の増加
  • 血糖値上昇
  • 血中遊離脂肪増加、グリセロール増加、コレステロール減少
  • 骨代謝の促進
  • 毛包および皮脂腺の開通性維持
  • 赤血球生成増加

関連するホルモン

  • T3
  • fT4
  • TRH
  • TSH

関連用語


文献(参考文献

  • 訓練前後の健康なソリ犬における甲状腺ホルモン濃度の変化
    Alterations in thyroid hormone concentrations in healthy sled dogs before and after athletic conditioning., Am J Vet Res 65[3]:333-7 2004 Mar, Evason MD, Carr AP, Taylor SM, Waldner CL


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  • 最終更新:2011-12-17 18:51:30

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