L5幼虫(犬糸状虫)
概説
- 英名:Larvae5
- 別名:第五期幼虫、未成熟虫
- 犬糸状虫の生活環内における形態のひとつ。犬体内(動物体内)で皮下、筋肉、脂肪組織から静脈、肺動脈などに認められる。
- 動物体内に寄生したL3幼虫は、次々と脱皮を行い、10日ほどでL4幼虫となる。L4幼虫は侵入部位から皮膚下織に移動し50~70日ほどでL5幼虫となり、およそ100日で肺動脈内へ到達する。
- 肺動脈に到達したL5幼虫は、動物体内への侵入から起算して6~7ヶ月後にミクロフィラリアを産生するフィラリア成虫となる。
関連用語
文献(参考文献)
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- 最終更新:2013-09-18 06:53:22