抗フィラリア薬

概説

  • フィラリアの成虫または幼虫を駆虫するための薬。
  • 獣医療領域で使用されるフィラリア薬は大きく分けて、フィラリア成虫駆虫薬とフィラリア幼虫駆虫薬に分類される。
  • 現在では蚊の発生時期に合わせてフィラリア幼虫駆虫薬を定期的に投薬することでフィラリアをほぼ100%予防できるようになっている。そのため、大都市圏などフィラリア予防が普及している地域ではほとんど感染が見られない。

各種薬剤成分

  • フィラリア幼虫駆虫薬(フィラリア予防薬)
    蚊によって感染したフィラリア幼虫を駆虫するための薬。フィラリア予防薬として広く一般的に処方されており、月1回の投与によってフィラリア成虫による心臓寄生を予防することができる。地域によって蚊の発生状況に応じた投薬期間が決定されている。

  • フィラリア成虫駆虫薬
成分名 薬品名
メラルソミン イミトサイド

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※注意事項
  • この記録はは専門書・学会・臨床経験を参考に作られた資料です。
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  • 動物医療の場では、薬剤は犬用、猫用もまれにありますが、殆どが人用の薬剤の応用です。ここに記載されている効能、効果、用法、用量、使用禁止期間など一部、すべては日本では承認されていない情報であることをあらかじめ、ご了承ください
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  • 最終更新:2012-02-12 18:04:46

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