リポ蛋白
概説
- 英名:lipoprotein
- 別名:リポ蛋白質
- 脂質とタンパク質の複合体をリポ蛋白質といい、血液を介した脂質の輸送、乳汁や卵黄の形成、細胞膜構造の形成などを行っている。複合脂質の一種に分類される。
- 血液中の脂質はそのほとんどがタンパク質と結合することでリポ蛋白を形成している。そうしたリポ蛋白は密度に基づいて、カイミクロン、VLDL、IDL、LDL、HDL、VHDLへと分類されている。
- 高脂血症などの脂質代謝異常を伴う動物では、リポ蛋白分析を行い、血液中のどのリポ蛋白が上昇しているかによって、疾病の再分類が行われている。
関連用語
- リポ蛋白分析
文献(参考文献)
- 犬および猫における肥満:代謝および内分泌傷害
Obesity in Dogs and Cats: A Metabolic and Endocrine Disorder ,Debra L. Zoran DVM, PhDa, a Department of Small Animal Clinical Sciences, College of Veterinary Medicine and Biomedical Sciences, Texas A&M University, College Station, TX 77843-4474, USA
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- 最終更新:2011-09-15 10:35:18