メトクロプラミド

概要・作用機序

  • 英名:metoclopramide
  • ドパミンD2受容体拮抗薬であり、制吐薬消化管運動改善薬として広く利用されている。
  • ドパミンD2受容体にドパミンが結合すると、消化管内にある副交感神経節後線維からのアセチルコリン放出を抑制する。これにより消化管運動が抑制される。ドパミンD2受容体拮抗薬はこの作用を抑制する働きをするため、結果的に消化管運動は亢進する。下部食道括約筋、胃、小腸に作用し、特に幽門部から十二指腸への排泄を促すため、胃に問題がある場合に使用される傾向がある。
  • また、CTZにあるドパミンD2受容体も拮抗するため、中枢性の嘔吐を抑制する効果もある。

分類


主に使用される疾病

  • 嘔吐を伴う消化管疾患(急性膵炎、急性胃腸炎、出血性胃腸炎、急性肝不全、肝リピドーシス、IBDなど)
  • 化学療法による嘔吐抑制
  • 嘔吐を伴う腎疾患、中枢神経疾患など

主な薬品名・成分量


投与量・投与目的

  • 急性膵炎
    • 犬、猫:0.5-1.0mg/kg, tid (iv)
    • 犬、猫:1-2mg/kg/day,(点滴静注)
  • うさぎ:0.5mg/kg, tid

副作用

  • 錐体外路系症状(猫)
  • 便秘

薬物相互作用


主な注意事項

  • 猫では半減期が短いため、注意する
  • 腸閉塞がある場合、病態を悪化させる恐れがあるため、注意する。
  • 以内pHが上昇していると、吸収抑制が生じる。

参考文献


関連用語



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  • 最終更新:2011-09-21 18:33:20

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