フェノバルビタール

概要

  • 英名:phenobarbital、韓国語名:페노바르비탈
  • フェノバルビタールに代表されるバルビツール酸誘導体ベンゾジアゼピン誘導体と同じく、抑制性神経伝達物質であるGABAの受容体に作用する。GABAが脳内で放出されると、沈静、催眠効果が現れる。
  • フェノバルビタールは古くから使われている薬物であるが、今もなお、てんかん治療の第一選択薬である。てんかん発作の発生頻度および発作の持続時間を減少させる目的で使用される。
  • また、鎮静薬としても使用されることがある。

カテゴリー


主に使用される疾病


薬品名・内容量

薬品名 剤型 成分量
フェノバール 錠剤 30mg/錠
散剤 100mg/g
エレキシル 40mg/ml

投与量

  • てんかん発作の管理
    • 犬、猫:1-2mg/kg/bid (p.o.)
       ~6mg/kg/bid (p.o.)(必要に応じて増量)

副作用

  • 鎮静、不活発、無気力
  • 運動失調
  • 多飲多尿、多食、体重増加
  • 貧血、血小板減少、好中球減少(稀)
  • 肝酵素値上昇
  • 偽性リンパ腫(猫)

薬物相互作用

  • チトクロームP450を誘導するため、同代謝酵素によって分解される薬物の効果を減弱させる。

主な注意事項

  • 経口投与初期に一時的に鎮静効果あり
  • 有効血中濃度
    • 犬:15-45μg/ml
    • 猫:23.2-30.2μg/ml
  • 重度の肝障害、循環器障害および呼吸器障害を有する動物への投与は禁忌。
  • 猫では呼吸抑制を生じる場合があるため、注意する。

関連文献(参考文献

  • Suspected phenobarbital-induced pseudolymphoma in a cat. , J Am Vet Med Assoc. February 2011;238(3):353-5. , Meg J Baho; Roger Hostutler; William Fenner; Stephanie Corn
  • 犬におけるゾニサミドの薬物動態およびフェノバルビタールとの薬物相互作用
    Pharmacokinetics of zonisamide and drug interaction with phenobarbital in dogs, J Vet Pharmacol Ther. June 2008;31(3):259-64., K Orito, M Saito, K Fukunaga, E Matsuo, S Takikawa, M Muto, K Mishima, N Egashira, M Fujiwara

関連用語



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  • 最終更新:2012-08-23 07:54:05

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