タンニン酸ベルベリン
概要・作用機序
- 英名:Berberine Tannate
- 止瀉薬や整腸剤に含まれる成分であり、経口摂取すると、腸内でタンニン酸とベルベリンに分解される。
- タンニン酸は腸粘膜の表面に作用してタンパク質と結合し、不溶性の被膜を作ることで腸内の刺激から粘膜を保護し、炎症拡大を阻止する作用がある。
- ベルベリンは腸管の吸収分泌に影響して止瀉作用を示すほか、抗菌、抗炎症作用によって腸内の炎症を抑えることができる。
- タンニン酸およびベルベリンは単独では苦みが強い傾向にあるが、タンニン酸ベルベリンとなることでその苦みが軽減される。
カテゴリー
主に使用される疾病
- 下痢
主な薬品名
副作用
- 便秘
薬物相互作用
主な注意事項
関連文献(参考文献)
関連用語
※注意事項
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- 最終更新:2011-09-18 20:14:13