セロトニン5-HT3受容体拮抗薬
概説
- セロトニン5-HT3受容体は、嘔吐中枢、CTZ、消化管に存在する受容体である。
- 嘔吐中枢、CTZにおいてこの受容体が作用すると、嘔吐を誘発する。また、消化管に存在する受容体から求心性迷走神経を介して嘔吐が誘発されると考えられている。
- この受容体の拮抗する薬を投与すると、中枢を介した嘔吐が抑制される。
各種薬剤
カテゴリー
- 消化器疾患に使用される薬
- 制吐薬
- ドパミンD2受容体拮抗薬
- セロトニン5-HT3受容体拮抗薬
- ニューロキニン1受容体拮抗薬
- 抗コリン薬
- フェノチアジン誘導体
- ヒスタミンH1受容体拮抗薬
- 制吐薬
関連用語
※注意事項
- この記録はは専門書・学会・臨床経験を参考に作られた資料です。
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- 最終更新:2012-02-04 18:22:08