スピノサド

概要・作用機序

  • 英名:spinosad
  • ノミおよびマダニに対する駆虫薬の一種で、経口投与によって吸収され、効果を有する。
  • 経口投与されたスピノサドは、2~4時間で動物血液中に拡散し、その後約30日の間、血液、脂肪などに残留し続ける。
  • 外部寄生虫がスピノサドを含む血液を吸血すると、主にニコチン受容体を興奮させることで、外部寄生虫の麻痺を誘発すると考えられている。
  • 投与後30分以内に効果が現れるため、比較的早い効果が期待できる。

カテゴリー


主に使用される疾病


主な薬品名


投与量・投与目的

  • ノミ・マダニ駆虫
    • 犬:30mg/kg

副作用


薬物相互作用


主な注意事項

  • 14週齢未満の子犬には投与しない。
  • 体重2.3kg未満の犬には推奨されていない。
  • 食事と併用することで吸収率が上昇する。
  • 妊娠雌、てんかん既往歴のある動物は慎重に投与する。

関連文献(参考文献

  • MDR1遺伝子変異を持つコリーにおけるスピノサドおよびミルベマイシンの安全性の評価
    Evaluation of the safety of spinosad and milbemycin 5-oxime orally administered to Collies with the MDR1 gene mutation., Sherman JG, Paul AJ, Firkins LD., Am J Vet Res. 2010 Jan;71(1):115-9.
  • Evaluation of speed and duration of efficacy of spinosad tablets for treatment and control of Ctenocephalides canis (Siphonaptera: Pulicidae) infestations in dogs. , Parasite. June 2009;16(2):125-8. , M Franc; E Bouhsira
  • Effects of orally administered spinosad (Comfortis) in dogs on adult and immature stages of the cat flea (Ctenocephalides felis)., Vet Parasitol. 2010 Mar 25;168(3-4):312-7. Epub 2009 Dec 1., Blagburn BL, Young DR, Moran C, Meyer JA, Leigh-Heffron A, Paarlberg T, Zimmermann AG, Mowrey D, Wiseman S, Snyder DE.

関連用語



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  • 最終更新:2014-04-03 07:20:53

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