ジフェンヒドラミン
概要・作用機序
- 英名:diphenhydramine
- 別名:塩酸ジフェンヒドラミン
- 抗ヒスタミン薬の一種であり、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、アナフィラキシーショック(ワクチンアレルギー)などに用いられる。
- 乗り物酔い対策に処方されることもある。
カテゴリー
主に使用される疾病
- アトピー性皮膚炎
- アレルギー性皮膚炎
- ワクチンアレルギー
- 乗り物酔い
主な薬品名・成分量
- レスタミンコーワ錠:ジフェンヒドラミン10mg/錠
- レスミン注射液30mg:ジフェンヒドラミン30mg/2ml
投与量・投与目的
- 皮膚疾患
- 犬:2-4mg/kg, BID-TID
- 猫:2-4mg/kg, BID-TID
- ハムスター:5mg/kg, BID
- L-アスパラギナーゼによる過敏反応の予防
- 犬、猫:1-2mg/kg i.m.(L-アスパラギナーゼ投与30分~60分前)
副作用
- 中枢神経抑制
- 沈静
- 尿貯留
- 下痢
- 嘔吐
- 食欲不振
- 興奮(猫)
薬物相互作用
- 中枢神経抑制薬の作用を増強する可能性がある。
主な注意事項
関連文献
関連用語
※注意事項
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- 可能な限り、最新情報、文献に基づいた資料作りをしていく予定ですが、実際の使用方法については各々の責任において判断してください。
- 獣医師ひとりひとり、考え方、技量は異なり、すべての臨床の場での適応を推奨するものでは絶対にありません。
- 動物医療の場では、薬剤は犬用、猫用もまれにありますが、殆どが人用の薬剤の応用です。ここに記載されている効能、効果、用法、用量、使用禁止期間など一部、すべては日本では承認されていない情報であることをあらかじめ、ご了承ください。
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- 最終更新:2011-09-15 20:54:45