シクロオキシゲナーゼ

概説

  • 英名:cyclooxygenase;COX
  • シクロオキシゲナーゼはアラキドン酸カスケードの中で、アラキドン酸からプロスタグランジンやトロンボキサンなどのエイコサノイドを作り出す酵素。生理学的および薬理学的に非常に重要な酵素であり、シクロオキシゲナーゼの代謝産物によって、消化管粘膜保護、腎血流量維持、血小板凝集、疼痛や炎症を誘導する作用、各種サイトカインや増殖因子分泌を誘導する作用など様々な機能を持っている。また、悪性腫瘍のアポトーシス抑制、血管新生促進、局所免疫能低下などにも関与していると考えられている。
  • シクロオキシゲナーゼは2種類のアイソザイム、すなわちCOX-1COX-2をもち、それぞれ作用が異なる。
  • COX-1は消化管粘膜保護など作用を持ち、COX-2は炎症反応の惹起などにかかわっていると考えられている。
  • 非ステロイド系消炎鎮痛薬はこのシクロオキシゲナーゼを拮抗または抑制する薬であり、特に抗炎症作用を目的にCOX-2をより選択的に抑制する薬が開発されている。

関連用語



※注意事項
  • この記録はは専門書・学会・臨床経験を参考に作られた資料です。
  • 可能な限り、最新情報、文献に基づいた資料作りをしていく予定ですが、実際の使用方法については各々の責任において判断してください。
  • 獣医師ひとりひとり、考え方、技量は異なり、すべての臨床の場での適応を推奨するものでは絶対にありません
  • 動物医療の場では、薬剤は犬用、猫用もまれにありますが、殆どが人用の薬剤の応用です。ここに記載されている効能、効果、用法、用量、使用禁止期間など一部、すべては日本では承認されていない情報であることをあらかじめ、ご了承ください
  • 獣医師・オーナーさんがこの記録を参考にされることはかまいませんが、成果の責任は各自の自己責任にてお願い致します
  • 現在治療されている動物病院での処方内容についての疑問点は、各動物病院に詳細をおたずね下さい
  • また、このページからの薬の販売、郵送は出来ませんので、ご了承下さい。
  • 記載内容の間違い等ございましたら、ご意見・ご要望ページからお願いします。
 ※2009年より順次更新中です。ページによってはまだ空白のものもあますが、今後徐々に改定していく予定です。


  • 最終更新:2011-09-15 19:00:26

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード