コアウイルス病
概説
- コアウイルス病とは、飼育地域や生活環境とは無関係に動物に対して脅威となるウイルス病であるか、または公衆衛生上重大な問題となり、広く蔓延しているウイルス病のことである。
- 世界的には犬、猫ともに狂犬病が代表的であるが、日本では狂犬病が発生していないため、コアウイルス病には含まれないこともある。
- 日本の犬におけるコアウイルス病としては、犬パルボウイルス感染症、犬ジステンパーウイルス感染症、犬伝染性肝炎があげられる。
- 日本の猫におけるコアウイルス病としては、猫汎白血球減少症、猫ヘルペスウイルス感染症、猫カリシウイルス感染症があげられる。
- いずれの疾病もワクチンによって予防可能であるため、ワクチンが普及している地域では比較的発生が少ない傾向にある。
- コアウイルスに対して効果のあるワクチンをコアワクチンと呼び、それ以外のワクチン成分をノンコアワクチンと呼ぶこともある。
関連用語
※注意事項
- この記録はは専門書・学会・臨床経験を参考に作られた資料です。
- 可能な限り、最新情報、文献に基づいた資料作りをしていく予定ですが、実際の使用方法については各々の責任において判断してください。
- 獣医師ひとりひとり、考え方、技量は異なり、すべての臨床の場での適応を推奨するものでは絶対にありません。
- 動物医療の場では、薬剤は犬用、猫用もまれにありますが、殆どが人用の薬剤の応用です。ここに記載されている効能、効果、用法、用量、使用禁止期間など一部、すべては日本では承認されていない情報であることをあらかじめ、ご了承ください。
- 獣医師・オーナーさんがこの記録を参考にされることはかまいませんが、成果の責任は各自の自己責任にてお願い致します。
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- また、このページからの薬の販売、郵送は出来ませんので、ご了承下さい。
※2009年より順次更新中です。ページによってはまだ空白のものもあますが、今後徐々に改定していく予定です。
- 最終更新:2014-05-28 10:54:37