カルシウム濃度
概説
- このサイトでのカルシウム濃度とは、血液検査によって測定される血中カルシウム濃度(血清カルシウム濃度)のことである。
- 血中のカルシウムは約50%がイオンとして存在し、残りの50%が主にアルブミンに結合して存在する。
- 一般的な検査機器では、この血中カルシウムイオンとアルブミンと結合したカルシウムとを区別することができないため、高アルブミン血症の際ではカルシウム濃度は上昇し、低アルブミン血症ではカルシウム濃度は低下する。
- そのため、アルブミン濃度を用いた補正式によって、真のカルシウム濃度を把握する必要があると考えられている。
- カルシウム濃度補正式
Ca(mg/dl)=TCa(mg/dl)-Alb(g/dl)+3.5
・Ca:イオン型カルシウム濃度
・TCa:総カルシウム濃度
・Alb:アルブミン濃度
・()内は単位
関連用語
文献(参考文献)
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- 最終更新:2012-01-27 19:54:20