エリスロポイエチン

概説

  • 英名:erythropoietin
  • 腎臓から分泌されるホルモンであり、赤血球の分化を促進し末梢における赤血球数を上昇させる作用を持つ。
  • 血液中の酸素分圧が低下すると、腎臓からエリスロポイエチンが分泌され、骨髄における赤血球産生を促す。これにより末梢における赤血球数が増加すると考えられている。
  • 慢性腎不全などで腎臓機能が低下すると、エリスロポイエチンの分泌も低下するため、腎性貧血を生じる。この状態に対して、エリスロポイエチン製剤を投与することで貧血の改善を促すことができる。

関連用語


文献(参考文献



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  • 最終更新:2012-01-26 20:42:37

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