イミダクロプリド
概要・作用機序
- 英名:imidacloprid
- クロロニコチニル系殺虫剤であり、ノミに接触することで、神経細胞シナプス後膜のニコチン性アセチルコリンレセプターに作用し、神経伝達を遮断する。これにより、ノミは麻痺、弛緩、活動低下などの症状を呈し、死亡する。
- この作用機序は脊椎動物には存在しないため、犬、猫などの動物に対し、安全に投与できる。
- また、殺ダニ効果、蚊忌避効果がある。
分類
主に使用される疾病
主な薬品名・成分量
- アドバンテージハート:100mg/ml
- フォートレオン
投与量・投与目的
- ノミの駆除および予防
副作用
- 特にないが、多くがスポットタイプであるため、局所皮膚の紅斑、脱毛が見られる場合がある。
主な注意事項
関連文献
関連用語
※注意事項
- この記録はは専門書・学会・臨床経験を参考に作られた資料です。
- 可能な限り、最新情報、文献に基づいた資料作りをしていく予定ですが、実際の使用方法については各々の責任において判断してください。
- 獣医師ひとりひとり、考え方、技量は異なり、すべての臨床の場での適応を推奨するものでは絶対にありません。
- 動物医療の場では、薬剤は犬用、猫用もまれにありますが、殆どが人用の薬剤の応用です。ここに記載されている効能、効果、用法、用量、使用禁止期間など一部、すべては日本では承認されていない情報であることをあらかじめ、ご了承ください。
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※2009年より順次更新中です。ページによってはまだ空白のものもあますが、今後徐々に改定していく予定です。
- 最終更新:2014-11-04 19:27:57