アトロピン

成分概要・作用機序

  • 英名:atropine
  • 別名:硫酸アトロピン
  • ナス科の植物に含まれるアルカロイドの一種であり、ムスカリン受容体拮抗薬として広く用いられている。
  • ムスカリン受容体は副交感神経終末において、アセチルコリンと結合することで副交感神経優位の作用を示す。そのため、このムスカリン受容体に拮抗するアトロピンを投与することで、副交感神経の活性化を抑え、交感神経優位にシフトさせることが出来る。
  • アトロピンを動物に投与すると、心拍数の上昇(陽性変時作用、陽性変力作用)、散瞳、消化管運動の抑制、気管支や膀胱の拡張などの効果を表す。
  • アトロピンは麻酔前投与薬として用いられるほか、過度の副交感神経緊張を抑える目的で投与される。

カテゴリー


主に使用される疾病

  • 麻酔時の心拍数低下

主な薬品名

薬品名 剤型 成分量
アトロピン注 注射 0.5mg/ml

投与量・投与目的

  • 麻酔前投与薬として
    • 犬・猫:0.022-0.044mg/kg (i.m., s.c., i.v.)

副作用

  • ショック
  • 口渇
  • 嚥下困難
  • 便秘
  • 嘔吐
  • 尿の貯留
  • 嗜眠
  • 運動失調
  • 散瞳、眼圧上昇

薬物相互作用


主な注意事項


関連文献(参考文献


関連用語



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  • 最終更新:2012-02-08 18:39:20

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