駆虫薬

概説

  • 英名:Antiparasitic
  • 原虫、吸虫、条虫、線虫などの内部寄生虫やノミマダニなどの外部寄生虫を駆虫する薬を総称して駆虫薬と呼ぶ。
  • 細菌、真菌、ウイルスに対して効果がある薬はそれぞれ抗生物質抗真菌薬抗ウィルス作用のある薬としてこのページでは分類していく。
  • 駆虫薬は投与方法によって内服薬、スポットタイプに分類され、さまざまな成分の薬が販売されている。
  • ※薬の特殊性から、抗フィラリア薬は別に分類している。一部、フィラリア薬と重なる薬剤については両者に記載するようにしている。

各種薬剤成分

  • ノミ・ダニ駆虫薬
    ノミマダニなどの主に節足動物に対して駆虫効果を有する薬。皮膚に滴下することで全身に広がるものや、内服によって皮下組織に広がる薬がある。ノミやマダニの吸血によって駆虫効果を発揮するものが多い。

  • 原虫駆虫薬
    コクシジウムやバベシアなどの原虫を駆虫する薬。


  • 毛包虫駆虫薬
    別名ニキビダニと呼ばれる毛包虫に対して使用される薬。

  • 疥癬駆虫薬
    ヒゼンダニと呼ばれる外部寄生虫に対して使用される薬。

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関連用語



※注意事項
  • この記録はは専門書・学会・臨床経験を参考に作られた資料です。
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 ※2009年より順次更新中です。ページによってはまだ空白のものもあますが、今後徐々に改定していく予定です。


  • 最終更新:2012-01-23 20:27:46

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