紅斑

概説

  • 英名:erythema、中国語名:癜、韓国語名:빨간 반문
  • 動物の皮膚に発生する皮疹のひとつ。
  • 皮膚病変における斑とは、皮膚の色が限局性に変化したものであり、かつ立体的な変化を伴わないものを総称していう。紅斑とは皮膚の色が限局性に紅色を示す皮膚病変のことである。
  • 組織学的には皮下組織の毛細血管の拡張および充血であり、同部位における炎症を示差している状態である。
  • 類似の用語として、発赤、紅暈、滲出性紅斑、環状紅斑などがある。
  • また、似たような病変を示すものとして紫斑があり、硝子圧診にて鑑別を行う。

関連用語



※注意事項
  • この記録はは専門書・学会・臨床経験を参考に作られた資料です。
  • 可能な限り、最新情報、文献に基づいた資料作りをしていく予定ですが、実際の使用方法については各々の責任において判断してください。
  • 獣医師ひとりひとり、考え方、技量は異なり、すべての臨床の場での適応を推奨するものでは絶対にありません
  • 動物医療の場では、薬剤は犬用、猫用もまれにありますが、殆どが人用の薬剤の応用です。ここに記載されている効能、効果、用法、用量、使用禁止期間など一部、すべては日本では承認されていない情報であることをあらかじめ、ご了承ください
  • 獣医師・オーナーさんがこの記録を参考にされることはかまいませんが、成果の責任は各自の自己責任にてお願い致します
  • 現在治療されている動物病院での処方内容についての疑問点は、各動物病院に詳細をおたずね下さい
  • また、このページからの薬の販売、郵送は出来ませんので、ご了承下さい。
  • 記載内容の間違い等ございましたら、ご意見・ご要望ページからお願いします。
 ※2009年より順次更新中です。ページによってはまだ空白のものもあますが、今後徐々に改定していく予定です。


  • 最終更新:2011-09-15 10:51:43

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード