抗生剤反応性腸症
概説
- 英名・略語:Antibiotic-Responsive Enteropathy, ARE
- 慢性腸症のなかで、抗菌薬の投与によって症状が改善するものを総称して抗生剤反応性腸症と呼ぶ。
- 原因ははっきりしておらず、腸内細菌に対する異常な細胞性免疫反応や腸粘膜におけるIgA欠損などの遺伝的背景が疑われている。
治療
- 多くは抗菌薬を2週間ほど投与すると改善するが、その後投薬を中止すると再発する症例も多い。
- タイロシン:10-20mg/kg, bid、メトロニダゾール7.5-15mg/kg, bidなどの使用方法が提案されている。
- 抗菌薬を長期投与しなければならない個体もなかにはいる。
関連薬
分類
関連用語
※注意事項
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- 最終更新:2011-09-15 10:46:02