カルバペネム系
概説
- 1976年に放線菌の濾液から発見された抗生物質。β-ラクタム系に分類されるが、β-ラクタム環内にある硫黄が炭素に置換されている特長を持つ。
- 広い抗菌スペクトル、強い殺菌性を有し、β-ラクタマーゼに対しても安定的である。グラム陰性菌の外膜を透過する能力も高いため、グラム陰性菌に対しても有効である。そのため、細胞壁を有するほとんどの最近に対して有効である。
- 複数菌の感染が疑われる症例、他のβ-ラクタム系に対して耐性を獲得しているなどの状況で使用される。
各種薬剤
成分名 | 薬品名 |
---|---|
イミペロム | |
メロペネム | メロペン |
カテゴリー
関連用語
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- 最終更新:2012-10-18 14:18:30