アオキ中毒

概説

  • 日本中に一般的に生えているアオキ(Aucuba japonica)を摂取することによる中毒。
  • 犬、牛での報告がある。
  • アオキの葉および果肉に中毒性分が含まれている。特に果肉に多く含まれているようである。

中毒物質

  • アウクビン
  • テルペン
  • フラボノイド

症状・病態

  • 中毒症状は命に関わることは少なく、24時間程度で回復に向かう
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 時に発熱

臨床検査

  • 特異的な検査はない

診断

  • 病歴より診断

治療

  • 消化器症状に対する輸液療法

関連薬


予防

  • 冬から初夏にかけて実を付けるため食べさせないように注意する。

カテゴリー


関連用語

  • 有毒植物一覧表(未作成)

関連文献(参考文献



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  • 最終更新:2016-02-26 19:23:48

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